日本には数多くのオンライン英会話サービスが提供されているので、どのサービスを選べばよいのか、悩んでしまう人もいます。
そこで本記事では、オンライン英会話比較のポイントについてご紹介します。
今回、オンライン英会話比較で着目したのは、次のようなポイントです。
講師の国籍(フィリピン・ネイティブ・日本人)、講師の数、教材やカリキュラムの質、料金形態です。
それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。
講師の国籍を比較
日本で受講できるオンライン英会話サービスの講師としてもっとも一般的なのは、フィリピン人講師です。
何故なのかという理由としては、フィリピンは英語が公用語化されていることが大きく、しかも、経済環境によって現地から低価格でサービスを提供できることも挙げられるでしょう。
しかし、流暢に話をしたい場合にはネイティブ講師から英語を学ぶことをおすすめします。
比較対象にすべき国は、アメリカ、オーストラリア、イギリスなどになるでしょう。
また、英会話初心者であれば、日本人のバイリンガル講師の在籍するサービスを利用しましょう。
もしも、講師の国籍にこだわりたいのならば、そこを比較検討する必要があります。
ちなみに、ネイティブ講師のレッスンで定評のあるサービスは「Cambly」「EF English Live」などが挙げられます。
講師の数で比較
オンライン英会話では、受講するたびに自分でレッスンを予約する必要があります。
しかし、人気講師のレッスンの予約は取りづらいことも多いで
そこで比較ポイントとして講師の人数を意識しましょう。
基本的に講師の人数はサービスを提供する企業の規模や、受講数に比例します。
講師の人数が多いサービスには、「ネイティブキャンプ」「DMM英会話」「レアジョブ」などが挙げられます。
予約をスムーズに取れるのは5000人〜以上の在籍人数からでしょう。
教材やカリキュラムから比較
教材やカリキュラムの質も比較ポイントになります。
例えば、ビジネス英語を学びたいのなら、レベル別やシーン別などのまとまりのあるカリキュラムがあるかどうかを比較するようにしましょう。
TOEICなどの試験対策を目的とするならば、その資格に特化したカリキュラムやオリジナル教材が用意されているかを比較しましょう。
ビジネス英語ならば、「ベルリッツのオンライン英会話」もおすすめです。
実践的なコミュニケーションスキルを磨くためのカリキュラムを取り扱っています。
また、TOEFLなどの資格対策に強いのは「DMM英会話」だとも評価されています。
料金形態から比較
オンライン英会話は料金のやすさを謳っており、その点から受講を検討する人も多いのではないでしょうか。
オンライン英会話比較ポイントとして難しいとされるのが、料金形態です。
ちなみに、料金プランは大きく分けると「月額定額制」と「チケット制」に分けられます。
月額定額制の場合は、毎月決められた金額で上限回数までレッスンが受けられます。
一方、チケット制は、レッスンチケットを都度購入すると、その回・期間内であれば好きなときにそのチケットを利用してレッスンが受けられるというものです。
チケット制の場合は、いつレッスンが受けられるかわからない多忙な人に向いています。
しかし、チケット制のほうが料金的に高く設定されており、チケットをまとめ買いすればすることによりレッスン単価が安くなるパターンもあります。
さらに、レッスン受け放題といったサービスもあります。
こちらは、定額・チケット制より料金は高めですが、一日に何度も利用することもでき、短期集中型におすすめです。
また、サービスによって受講する時間帯でお得な料金プランを提供しているケースもあります。
もしも、平日・日中にレッスンを受けるつもりならば、平日昼間に限定されるお得な料金プランがないか、サービスを比較してみるとよいでしょう。
毎日レッスンを受けるのか、1日30分受けるのか、受講者のスケジュール(ペース)により料金プランは様変わりします。
まずは、自身がどれくらいの頻度や時間でオンライン英会話サービスを利用できるかを考えてから比較しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本記事では、オンライン英会話比較ポイントとして4つの内容でご紹介しました。
一番比較で難しいのは、料金です。
受講する人の目的も異なりますから、一概に安いサービスをおすすめできません。
安くても、週一でしか受講ができないのなら、短期集中して英語力を高めたい人には不向きとなるサービスです。
リーズナブルに提供できるナイトプランがあるのに、昼間にしか利用ができないのなら、改めて比較検討し直す必要になるでしょう。
今回のポイントをぜひ、参考にして目的に応じた英会話を樂しんでみてはいかがでしょうか。